2020年6月11日、ナイキから新たなスニーカー”Space Hippie(スペースヒッピー)”が発売されました。
近未来的な攻めたデザインが目を引く今作ですが、”This is Trash”とナイキが位置付けたこのスニーカー、なんと材料のほとんどが廃材で出来ているのです!
今回は、2020年現在最も環境に配慮したスニーカーについてです。
This is why it’s Trash!!
まずは、なぜナイキがスペースヒッピーを”This is Trash”←ごみと位置付けたのか?その理由について書いていこうと思います。
前項にも記載しましたが、スペースヒッピーを生産する上で使用された材料はスニーカーを生産する上でどうしても出てしまう廃材を使用しており、その他にもアッパーのフライニット素材には、ペットボトル、糸くず、Tシャツ等を使用して作成されています。

スペースヒッピーの約85パーセントがリサイクル資材を使用しているそうです。
ナイキの公式サイトにあった言葉ですが、”ごみが宝物になる。”とても素敵な考え方ですね!
他にもリサイクル素材を使ったスニーカーがないか調べてみました。
Adidas “Ultra Boost”は海のゴミから生まれてる!?
調べてみるとアディダスが海のプラスチックごみの再利用に力を入れている事がわかりました。
海のプラスチックごみは、環境問題の中でも早期の対応が必要とされている問題の一つで、海で生活する生き物にとって害でしかありません。
そんな人類が生み出してしまったプラスチックごみを再利用してアディダスでは、スポーツウエアや”Ultra Boost(ウルトラブースト)”等のスニーカーのアッパーを作っているそうです。
スニーカー一足を製作する上でペットボトルのごみが約11本分使用されているとの事で、買えば買うほど海が綺麗になるスニーカーって素敵ですよね!
同時に自分達が汚してしまった地球に対して私達がこれから何が出来るのか今一度考え直す必要があるのではないかと思います。
まとめ
スペースヒッピーの廃材利用はおしゃれを楽しみながらも地球環境について考える必要があると思わせてくれました。
今回紹介したナイキやアディダスの様な世界的に有名な一流スポーツブランドが、こういった取り組みをする事で世界中の人が環境問題について考えるいいきっかけになると思います。
私もなるべくプラスチックごみを出さない為に、エコバックを使用したり少量の買い物は袋をもらわない様にしています。
環境問題に対して自分の出来る事からやっていくという事が、今後綺麗な地球を残していく上で大切な一歩ではないかと思います。
スニーカーを履いて楽しむのも綺麗な場所の方がいいですよね!
綺麗な海、山、街でスニーカーを楽しむ為の取り組み。皆さんもやれる事からやってみませんか♪